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よくわかるトロンボーンの音を変える仕組み。スライドと7つのポジション

よくわかるトロンボーンの音を変える仕組み。スライドと7つのポジション

ライブなどの際にお客様から声をかけられることがありますが、その中でよくこんな質問をされます。

「スライドでどうやって音を変えてるんですが?」

「スライドには目印とかあるんですか?」

今回はその疑問にお答えしましょう。

これからトロンボーンを始めたいという方も、この機会にぜひ楽器の仕組みを覚えてください。

スケール(音階)を演奏してみる

下の譜面はBbメジャースケール(B dur / 変ロ長調)に各音のポジション番号を書いたものです。

Bbメジャースケール

最初に解説した通りスライドと息のスピードを組み合わせてフレーズを演奏します。

1オクターヴのスケールを吹くだけでも、これだけ伸びたり縮んだりを繰り返すのですから、実際に曲を演奏している時のスライドの動きは見ているだけでも面白いですよ!

注意点など

今回ご紹介したように、ポジションには「だいたいこのあたり」という目安はありますが、例えば第2ポジションのG(上の一覧表参照)は他の音よりもスライドを少し入れないと音程が低くなる…といったように、同じポジションでも音によってスライドの位置に微調整が必要になります。

反復練習によって、ていねいに体に覚えさせていくことで、瞬時に調整ができるようになっていきます。

ポジションに不安があると演奏中ついスライドを凝視しがちですが、視線が近くに固まるとケータイやパソコンをしている時と同じように、だんだんと姿勢が悪くなったり息の流れも停滞しやすくなったりと、からだ全体を使って演奏するトロンボーンにとっては好ましくありません。

ポジションを確認したらなるべくスライドから目線をはずし、少し遠くを見るような習慣をつけていきます。

また、ポジションが正しくても息や唇の変化で音程が変わってしまうので、ポジションを覚えると同時に、まずはリラックスしたまっすぐな息で吹けるように心がけてみてください。

チューナーに頼り過ぎず耳を使って音程を感じるようにすることも大切です。

最終的には目をつぶったままでも正確に演奏できることを目標にしてみましょう。

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