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日本の有名サックス奏者

日本国内で活躍しているサックスプレイヤー、あなたはどれくらいご存じですか?

海外のサックスプレイヤーばかりが語られることも多いですが、日本にも素晴らしいミュージシャンがたくさん居るんです!

この記事では、長年シーンのトップを走り続けるスーパープレイヤーから、近年注目を集めている若手プレイヤーまで幅広く紹介していきますね!

ジャズやフュージョン界はもちろん、クラシック界やポップスシーンで活躍する方もピックアップしています。

もしかするとあなたの好きな曲でサックスを吹いていたプレイヤーが見つかるかもしれませんよ。

日本の有名サックス奏者

オレンジ・エキスプレス渡辺貞夫

この人抜きには日本のサックス奏者を語れない、栃木県宇都宮市出身のジャズサックス奏者、渡辺貞夫さん。

ナベサダの愛称で世界を舞台に活躍しています。

『オレンジ・エキスプレス』はとても明るく陽気な曲調で、渡辺貞夫さんの爽やかで晴れやかなアルトサックスの音色と同じ気分になれる最高の曲です。

Nothing gonna change my love for you小林香織

ピアノ教師である母親と写真家の父親の間に生まれ、東京で育った彼女は、中学から吹奏楽部でフルートを、高校からサックスを始めます。

洗足学園音楽大学ジャズコースに入学した彼女は卒業の翌年メジャーデビュー。

2012年からは母校である洗足学園音楽大学ジャズコースの講師として後進の育成にも力を入れています。

フュージョン、ロックなどジャンルを問わず活動、アーティストのレコーディングやツアーメンバーとしても活躍しています。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

ダニー・ボーイ松本英彦

彼の細い目が演奏中に眠っているように見えるから、またはコンサート中に居眠りをしていたからという理由でつけられた「スリーピー松本」というニックネームを持つ、テナーサックス奏者の松本英彦さん。

ジョージ川口さん、中村八大さん、小野満さんとともに『ビッグ・フォア』を結成し、一大ジャズブームをまきおこしました。

日本人として初めてモントレー・ジャズ・フェスティバルに出演したほか、数々の賞を受賞し、日本のジャズ界に貢献しました。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

マルサの女本多俊之

本多俊之さんは、ジャズ評論家の本多俊夫さんを父に持つサックス奏者です。

作曲家としても有名で、映画『マルサの女』のテーマ曲も手がけています。

作曲者本人の演奏を聴けるのはとてもうれしいですし、サックスを学んでいる方の参考にもなるのではないでしょうか。

映画を知っている人も知らない人もお楽しみください。

Only a handful宮崎隆睦

T-SQUAREに在籍していたサックス奏者として知られている宮崎隆睦さん。

EWIも演奏しますがこれはT-SQUARE加入が決まってから練習したんだそうです。

彼は神戸の甲南中学に入学した13歳のときからサックスをはじめ、1992年9月にバークリー音楽院に入学するため渡米しました。

2000年にT-SQUAREを脱退してからは自己のユニットなどで活躍されています。

また、織田裕二や古内東子などのアーティストのツアーにも参加されています。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)