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日本の有名サックス奏者

日本国内で活躍しているサックスプレイヤー、あなたはどれくらいご存じですか?

海外のサックスプレイヤーばかりが語られることも多いですが、日本にも素晴らしいミュージシャンがたくさん居るんです!

この記事では、長年シーンのトップを走り続けるスーパープレイヤーから、近年注目を集めている若手プレイヤーまで幅広く紹介していきますね!

ジャズやフュージョン界はもちろん、クラシック界やポップスシーンで活躍する方もピックアップしています。

もしかするとあなたの好きな曲でサックスを吹いていたプレイヤーが見つかるかもしれませんよ。

日本の有名サックス奏者

Twilight in Upper West (tribute to Hirotaka Izumi)寺地美穂

寺地美穂さんは、高校時代にアルトサックスを手にし、ニューヨーク州立大学での留学経験をへて、プロサックス奏者の道を歩み始めました。

2016年のメジャーデビューは、彼女の音楽キャリアにおける大きな転機となりました。

現在では、Blue Note Tokyo All-star Jazz Orchestraなどで活躍し、ソプラノからアルト、テナーサックスにフルートまで幅広い楽器を操るその才能は、ジャズを軸に多様なジャンルで魅せています。

最近では、オフィシャルファンクラブBEAUTIFUL MAGICの開設やオンラインサックス講座SPARKLING SAX ACADEMYの開始、さらにはTHE JAZZ AVENGERSの1stアルバムのリリースといった活動を展開。

寺地さんの音楽的探求心と情熱は、聴く人の心を揺さぶります。

RAG MUSIC 編集部

TRUTH本田雅人

「ハイパーサックスプレイヤー」の異名を持つ本田雅人さんは、1991年から1997年の間、T-SQUAREのメンバーとして活躍していました。

彼の演奏による『TRUTH』を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

ウインドシンセサイザー、EWIの奏者としても有名ですね。

藤陵雅裕

藤陵雅裕さんは、熱帯JAZZ楽団をはじめ多彩なグループでサックスを演奏し、魅力あふれる音楽性でリスナーを魅了しています。

アルトサックスとソプラノサックスによる、しなやかで心に響く美しい音色は、ジャズの枠を超えた独創的なアレンジと組み合わさり、聴く者に深い感動を与えます。

アルバム『MINDSCAPE』や『TREASURE』では、ジャズだけにとどまらない幅広い音楽性を展開し、エリック・クラプトンさんやスティービー・ワンダーさんのカバー曲も披露しており、その才能の広がりを感じさせます。

藤陵さんのライブは、サックスの音色に引き込まれる瞬間が特別な体験となるでしょう。

サックスの美しさを知りたい方、新鮮な音楽的驚きを求める方にはとくにオススメです!

RAG MUSIC 編集部

甘き喜びのうちに吉田充里

吉田充里さんは、1975年生まれのサックス奏者です。

5歳でピアノを始めたことが彼の音楽キャリアのスタートで、14歳のときにサックスを始めました。

クラシックをバックボーンに持っており、現在でも数多くのクラシック楽曲をピアノとのデュオ形態で演奏されています。

また、ジャズやポップスをプレイすることもあり、ジャンルを問わずに幅広く活躍しています。

曲によってアルトサックス、ソプラノサックスを持ち替えながら甘美な音色で演奏する姿を、彼のコンサートで体感してみてください。

羽根佳祐

Naadam林栄一

林栄一さんは、日本のジャズシーンにおいて重要な役割を果たしているサックス奏者です。

彼の多彩な音楽作品は、リスナーに新たなジャズ体験をもたらしています。

山下洋輔さんや、大西順子さん、高瀬アキさんやといった著名なアーティストたちとのコラボレーションを通して、林さんはジャズの可能性を広げてきました。

彼のサックス演奏は、深みと感動を伴いながらも、多岐にわたる音楽的要素をちりばめ、聴く人々を魅了し続けています。

林栄一さんは、ただただジャズを演奏するだけでなく、それを通じて音楽の新しい地平を切り拓くミュージシャンといえるでしょう。

RAG MUSIC 編集部