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【2024】海外の人気サックス奏者まとめ

サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロックなど、多くのジャンルで耳にする楽器です。

ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

本稿は、さまざまなジャンルにおける有名なサックス奏者に注目した記事となっています。

こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。

ぜひご覧ください!

【2024】海外の人気サックス奏者まとめ

Seeds Of ChangeJoe Lovano

彼は1952年生まれのテナーサックス奏者で、父親もテナーサックス奏者でした。

若いころはジャックマクダフやロニースミスといったオルガにストのもとで演奏し、ジョン・スコフィールドのカルテットに参加した頃から注目を浴びるようになりました。

それ以来,Blue Noteの専属アーティストとして多くのアルバムを発表しています。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

ChickenMaceo Parker

ファンクシーンを代表するサックスプレイヤーがメイシオ・パーカーです。

彼は1960年代からジェームズ・ブラウンのバンドのメンバーとして活動し、Pファンクでも活躍しました。

プリンスやブライアン・フェリーなど、別ジャンルのミュージシャンとの共演も多く、そのパワフルな演奏には他では聴くことのできない魅力があります。

Yu Kishimoto

Prelude et SaltarelleKyle Horch

1964年生まれのクラシックサックスプレーヤーであり、若い頃は奨学金を得てスティーブン・トリアーのギルドホール音楽院に進学し大学院出身です。

その後いくつもの交響楽団やアンサンブルなどとレコーディングを経験し、現在は若手育成に力をいれ大学の教授や教育プロジェクトに参加しています。

Son of God MassSteve Duke

1954年生まれのスティーブはもともとジャズサックスプレーヤーでした。

過去には有名な女性ジャズシンガーエラ・フィッツジェラルドとも共演したりとキャリアもあります。

しかし1993年からは音楽スタイルを変えクラシックや電子音楽などを中心に活動。

この楽曲も彼の現代のスタイルが良く分かる楽曲です

InvitationJoe Henderson

40年に及ぶキャリアの中で多くのリーダー作やサイドマンとして参加した名盤の数々を残し、偉大なテナー・サックス奏者として知られるジョー・ヘンダーソンさん。

60年代の名門ブルーノート時代における膨大な録音、新進気鋭のレーベルであったマイルストーン時代で見せた新しいサウンドへの接近、第一線に復帰した80年代以降の活躍……といった経歴は、独自の演奏スタイルを貫きながらも、柔軟な音楽性やアイデアを持ち合わせたヘンダーソンさんならではの歩みと言えましょう。

1990年代に入ってからはヴァーヴ・レコードと契約を果たし、再び商業的にも成功したというのもすごいですよね。

どこから聴けばいいのか迷いますが、まずはブルーノート時代の初期リーダー作を聴いてみてはいかがでしょうか!

KOH-1

Haitian Fight SongPepper Adams

ハード・バップで知られ、名立たるジャズ・ミュージシャンと共演した経歴の持ち主。

代表的な作品としては自身がリーダーを努めたアルバム「10 to 4 at the 5 spot」(Riverside)が挙げられます。