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【2024】海外の人気サックス奏者まとめ
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【2024】海外の人気サックス奏者まとめ

サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロックなど、多くのジャンルで耳にする楽器です。

ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

本稿は、さまざまなジャンルにおける有名なサックス奏者に注目した記事となっています。

こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。

ぜひご覧ください!

もくじ

【2024】海外の人気サックス奏者まとめ

SourceNubya Garcia

ロンドン出身のヌバイア・ガルシアさんは、サックス奏者、作曲家、バンドリーダー、そしてDJとして多才な才能を発揮しています。

ジャズの新世代を代表する彼女の音楽は、アフリカやカリブ海、ラテンアメリカなど多様な文化の要素が混在し、鮮やかな色彩を放っています。

2017年のデビューEP「Nubya’s 5ive」以来、ジャズ界で順調にキャリアを重ね、2020年にはデビューアルバム「SOURCE」で広く認知されるようになりました。

ジャズFMやスカイアーツからの賞を受賞するなど、その才能は多くの賞に輝いています。

また、バンド、ネリヤのメンバーとしても活動し、DJとしても人気のラジオ番組を持つ彼女の音楽は、豊かなジャズシーンをさらに華やかにしています。

RAG MUSIC 編集部

Times Like ThisSam Gendel

サム・ゲンデルさんは、アメリカ出身で多岐にわたる音楽ジャンルにおいて活躍するサックス奏者です。

ジャズからエレクトロニック、アヴァンギャルドに至るまで、彼の演奏は常にリスナーを驚かせます。

特に2018年にサム・ウィルクスと共にリリースした『Music for Saxofone & Bass Guitar』は、新しいジャズの形を提示しました。

2020年の『Satin Doll』リリースでは、ジャズへの未来的オマージュとして称賛されています。

また、ヴァンパイア・ウィークエンドのアルバム制作への貢献や、R&Bクラシックの再解釈を含む『Cookup』の2023年のリリースではPitchforkからも高評価を受けており、突出した音楽的才能を証明しています。

ゲンデルさんの音楽からは、彼ならではの独創性があふれていますね。

RAG MUSIC 編集部

HorizonsJasmine Myra

リーズをベースに活動するジャスミン・マイラさんは、サックス奏者、作曲家、そしてバンドリーダーとしての類稀なる才能を持ち合わせています。

2022年にリリースされたデビューアルバム『Horizons』は、ジャズ、エレクトロニカ、スピリチュアルジャズの要素を見事に融合させた作品であり、聴く人々の心に深い感動を与えます。

ジャスミン・マイラさんは、ボノボさんやオーラヴル・アルナルズさんなど、感情豊かな音楽を生み出すアーティストたちからの影響を受けており、その影響は『Horizons』の中にもしっかりと反映されています。

2018年にJazz North Introducesに選ばれるなど、英国内外で高い評価を受けているジャスミン・マイラさんの音楽は、聴く者に新たな音楽の地平を開きます。

ぜひその耳を澄ませてみてください。

RAG MUSIC 編集部

Emanation/Don’t BreakImmanuel Wilkins

ペンシルバニア州アッパーダービー出身で、現在ニューヨークを拠点に活動を続けるイマニュエル・ウィルキンスさんは、ジャズ界において将来が期待されるアルトサックス奏者兼作曲家です。

ジュリアード音楽院で磨かれたその才能は、トラディショナルジャズにとどまらず、ジョン・コルトレーンやオーネット・コールマンに影響を受けた自由奔放な演奏で多くのリスナーを魅了しています。

2021年にブルーノートレコードからリリースされたアルバム「The 7th Hand」では、彼の革新性と才能が高く評価されました。

そのダイナミックな音楽性と、同時代のジャズシーンに新たな風を吹き込む挑戦的な姿勢は、ジャズファンならずとも聴くべきものですよ。

RAG MUSIC 編集部

HAPPYMarius Neset

ノルウェー出身のマリウス・ネセットさんは、ジャズサクソフォニストとしてだけでなく、作曲家としてもその才能を発揮しています。

2003年、コペンハーゲンのリズミック音楽院での学びから始まり、ダンゴ・ベイツさんとの出会いが音楽キャリアの転機に。

ジャズ、クラシック、チェンバーミュージック、コンチェルト、オーケストラル音楽といった幅広いジャンルにおいて、新たなサウンドを創造し続けています。

特に、「Golden Xplosion」や「Birds」、「Lion」といったアルバムでは、彼の多岐にわたる音楽性と、進歩的なジャズプレイヤーとしての地位を確立しています。

最新アルバム「Happy」では、これまでとは異なるアプローチを取り、70年代、80年代のポップ、ソウル、ファンクに焦点を当て、新たなバンドメンバーと共に、よりリズミカルで実験的な作品を作り上げています。

その輝かしいキャリアと、革新的な音楽の探求は、今後も多くの音楽ファンを魅了し続けるでしょう。

RAG MUSIC 編集部

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