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【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。各症状の対処術まとめ

「自分でできる管楽器のメンテナンスについて」前回の続きです。

前回:【リペアマンが教える】管楽器のメンテナンス。基礎知識編

症状と対処術をまとめました。

日々のメンテナンスで役に立つと思いますので、ぜひブックマークしておいてください。

リペアマンに任せるケース

サックスのキーのシャフトが曲がって、キーが閉じきらなくなった

もしこれがネックを強く握ったことなどによりオクターブキーでおこると音色、音域のコントロール不能になってしまいます。

小さなキーですが全体の音色に影響を及ぼす重要なキーで気密性、オープニングの精度をしっかりあげておく必要があります。

また、これに似たようなケースで、大きなキーであっても大抵はシングルの真鍮製のシャフトで曲がりやすいもので、サックスの表面やキーの汚れをきれいにふいたら、音の当りがわるく全般にレスポンスが悪くなってしまったなどよくおこります。

さらに錆取りの粉がタンポの轍部に回っていて拭いきれてない場合なども同じ結果になることがあり

気密性が落ちている可能性があります。

→リペアマンに精度の高いバランスの再構築してもらいましょう。

そして

キーの芯金がよくぬけてしまう(オクターブキー、G#、左右メインキーなど、金管でもウォーターキーなど)などの症状が起こる

毎日よく吹くのに2年以上全分解調整していない楽器でキーノイズが激しい(オイルの抜け、古い金属粉のまじって酸化したオイルによる研磨ガタの発生)。

オイルが酸化してねばったりキーオイルがぬけたりして芯金が反転し抜けかけます。

たまにピボットスクリューもぬけますが、その場合ちょっとしたケアが必要で、そのキーを動かしながら締め、動きが鈍くなったところで1/2~1/4回転戻して仕上げます。

このように急ぎの場合は自分でドライバーを使って、キーの動きを確認しながらドライバーで締めますが、根本治療としては古いオイルを拭って新しいオイルを差しなおす必要やゆるんだねじ山の処理が必要になります。

→早めにキーオイルクリーニング、差し直しをリペアのプロにまかせましょう。

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